ホワイトワールド

先日のブログで、カッラーラの大理石について触れたので、今回はカッラーラに行った時の事を掲載したくなりました。
ここ、カッラーラは、トスカーナ州、あの世界遺産で有名な「ピサの斜塔」がある街より北へ30KM、アプアーナアルプス山脈の南麓に位置します。
遠方から見ると雪山のようにも見えますが・・・・・。


ギリシャと並び、世界の双璧といわれる大理石を抱え
「ビアンコ・カッラーラ」と呼ばれいます。
古代ローマ時代から、良質な大理石の産地。


あの、ミケランジェロもこの大理石を求め足繁く通い、下の写真はかの有名なダンテの「神曲」地獄編の一文が彫られた石碑です。


CAVE DI MARMO (カーべ ディ マルモ)
ここは、大理石採掘場。
石の粉塵で滑りやすく、危険なのでヘルメットを被り、薄暗い洞窟を通り向けた目前の情景は、魅惑の世界でした。



多種多様の大理石。


カッラーラの大理石を使った
「ラルド・ディ・コロンナータ」とゆう、豚の脂ラードが有名です。
ラードの塊を、大理石の容器の中に、岩塩とハーブを入れて6か月間漬け込んだもの。
大理石を削るとゆう、肉体労働者達の、食料、栄養源とし重宝されてきたそうです。


昔はこうやって、運んでいたなんて・・・・。


切り取られた大理石は、街にある工房でこのような素晴らしい彫刻に仕上がっていきます。


この下の3つの写真も、カッラーラの大理石を使ったオブジェです。
これらは、わざわざイタリアに行かなくても見る事ができます。
広島県の瀬戸田町にある、私の大好きな大理石の公園。
カッラーラにもアトリエを構えている、杭谷一東さんが制作されました。

素晴らしい作品に、瀬戸内の穏やかな海、見渡す限りの柑橘畑・・・・
まさに「環境彫刻」だと思います。

尾道に足を延ばす機会がある方は是非!



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